『塔』12月号掲載歌

しろたえの雲の一刷け窓越しにカルピスまぜしスプーンを舐む

今朝も髪を結い上ぐること面倒と思いつつ結う 夏がゆくらむ

<不燃ごみ>とシールを貼られ傘化(かさばけ)は電信柱に寄りかかりおり

いかりや長介の声聞こえたり雨漏り受くるバケツがありて

かなしみと折り合いをつけ生きてゆくことを「癒えた」と人はいうらし


(黒住嘉輝氏選)
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by mizuki_nim | 2008-12-20 14:52 |