3月2日のお歌

002:色 魂の色を探して歌を詠むたぶん一生満たされぬまま(有田里絵)
思わず深ーく肯いてしまいました。

004:淡 リスボンでファド歌う歌手年配で誰が名付けし淡谷のり子と(啖呵)
あははは、うまい!そういえばファドを聴きに行った時そんな感じの女性歌手がいたような気がします。

004:淡 ふんわりと淡くからまる綿菓子に今日も騙されべたべたしよう(穴井苑子)
『ゆっくりさよならをとなえる』(川上弘美著)「ベタベタ」というエッセイを思い出しました。

006:時 わたくしは新月である 時を汲む井戸への道を闇で照らそう(中村悦子)
昨日の一首と同じくイメージが広がっていきます。闇で照らす、なんてなかなか出てこない。

007:発見 わたくしを勝手に発見したあとは変な名前をつけるのですか(穴井苑子)
化石など「勝手に発見」されたものには長い妙な名前が多いですよね。素朴な疑問という感じが好きです。
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by mizuki_nim | 2005-03-20 20:07 | 題詠マラソン気になる短歌