3月9日のお歌

020:楽 何もかも話して楽になろうかと荷物を運ぶロバも思うか(吉田貴美子)
      わたしはロバじゃないけれどそう思います。ロバととぼとぼ歩いていく様子が浮か
      んできます。


021:うたた寝 天国でうたた寝してる猫たちに会いにゆくんだ。止めないでくれ。(岩波ラスミチ)
       でも、天国・・・。い、一応止めときますね。

022:弓 弓を引くその一瞬が殺意ならその湾曲に殺されるべし(足立尚彦)
      殺されました。

034:背中 たくましく恨んでほしい 師範とはひたに背中を見するがつとめ(謎彦)
      その背中を見て弟子は育っていくのですね。師の背中とは雄弁なもの。

068:四 声に呼ぶ姉・三・六角・蛸・錦・四・綾・仏・高はるのゆうぐれ(春畑 茜)
      京都には通りの名前の歌があるんだそうです。タクシーの運転手さんもこの歌で
      通りの名を覚えるのだと、京都出身でない運転手さんが話してくれました。
      子供達の歌声が聞こえてくるようです。

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by mizuki_nim | 2005-03-23 22:50 | 題詠マラソン気になる短歌