3月11日のお歌

003:つぼみ そんなにも麗しく咲くあなたならつぼみのままでいて欲しかった(新藤伊織)
         つぼみのままなら自分の手のなかにあったものを。

005:サラダ 睡蓮を風邪ひきさんの枕辺に 切り子のサラダボウルに浮かべ(飛永京)
         青い(色は詠まれていませんが、青希望)切り子にピンクの睡蓮。ゆるゆると
         風邪も治ってゆきそうです。


006:時 未来から遡り来るわたくしとすれ違うらん逢魔が時は(吉田貴美子)
      魔物だけでなく、自分ともすれ違う時。未来のわたくしはどんな姿をしているので
      しょう。
  

020:楽 わたくしは何の獣(けだもの)春の夜に鳥獣戯画をひとり楽しむ(今泉洋子)
      かえるやうさぎが絵巻から出てくるのでしょうか。それとも自分が絵巻に入っていく
      のでしょうか。いずれにしても楽しそう。鳥獣戯画好きです。


035:禁 「禁帯出」のラベル色濃き図書館にあなたが司書であるということ(足立尚彦)
      またもや足立氏にやられてしまいました。「禁帯出」ラベルと司書が出てくるとは!
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by mizuki_nim | 2005-03-25 20:12 | 題詠マラソン気になる短歌