3月13日のお歌

019:アラビア 眠くなるアラビア数字の羅列より解らないのは君の本心(愛観)
          この世でもっとも難しい問題かもしれません。

034:背中 あんなこと言ってごめんねシャツの皺背中が喋るなんてずるいね(ハナ)
        むちゃくちゃずるいです、その背中は。シャツの皺、という言葉がいいです。

041:迷 地下鉄を出れば黙殺されそうで迷路のような古書店に入る(足立尚彦)
        古本屋の狭くて行き止まりなんかがあるようなあの空間が好きです。
        しばらく迷路をさまよってから会社(?)に行くのでしょう。


063:鬼 鬼たちと春のさみしさ分かつとき君の国では鬼をどう呼ぶ(岩井聡)
        この歌の鬼たちは愛すべき鬼ですね、きっと。春のさみしさを分かてるほどに
        優しい鬼なのです。


095:翼 歌集には翼持てざる歌たちが並んでおりぬわが子とぞなり(行方祐美 )
        わが子となる、という言葉に、歌をいとおしむという気持ちが込められていると
        思います。
        
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by mizuki_nim | 2005-03-26 15:49 | 題詠マラソン気になる短歌