3月18日のお歌

014:主義 古くさいマニュアル通りの付き合いはしない主義なのごめんあそばせ(新藤伊織)
        「ごめんあそばせ」にやられてしまいました。「ふふっ」と笑って去ってゆく、
        そんな感じがします。軽やかでしなやか。


020:楽 楽園への切符は君が持っている片道切符僕に下さい(渡部律)
        楽園行きなら片道でいいんですね。わたしにも、下さいな。

020:楽 解散の儀式でしょうかさえずりを音楽として鳥の混群(斉藤そよ)
        鳥が群れてさえずる様子を卒業式に見立てたのですね。そういえば最近は
        卒業式で「仰げば尊し」を歌わないところもあると聞いたような。


034:背中 背中から眺めてみてもうつくしいたたずまいで立つ歌であるなら(こはく)
         五句まで読んでうつくしく立つのが「歌」であることがわかります。
         自分もうつくしく立つ歌を詠みたいと思います。


090:薔薇 豪快に自動改札せき止めてああああ両手いっぱいの薔薇(岩井聡)
        四句がポイントですね。「うおー、通れないー」(自分)と「うわー、あの人引っか
        かっちゃったよー」(他人)のああああ。両手いっぱいの薔薇を持った人なら自分
        の前で自動改札せき止めても「なにやってんだよ、ちっ(舌打ち)」なんて思わず
        に笑って許しちゃうかも。

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by mizuki_nim | 2005-03-30 20:49 | 題詠マラソン気になる短歌