3月24日のお歌

012:メガホン やわらかな光を数えあげていく空はふるえる青いメガホン(杉山理紀)
      春の空、でしょうか。数える声の振動で小さくふるえているのでしょう。

020:楽 腹いっぱい食べられ眠れる楽園を子らは捨てたりこのバチあたり(原田 町)
      バチあたりにわらいました。楽園にいるとそこが楽園だとわからない。
      出て行って初めて、あそこが楽園だったと気がつくんです。


032:乾電池 ストレスが電気を食うとは知らなんだ乾電池を買う毎夜の哀しみ(望月暢孝)
      毎日乾電池買うのは大変なので、わたしは充電式にしました。でも、充電を忘れ
      ると大変なことになるのです。

033:魚 お魚のKISSだ こんな雨ふりのなかでキス、キス、キスするなんて(古内よう子)
       可愛い、可愛い、可愛い。繰り返しがいいですね。

082:罠 罠落つる瞬時をおそふ魔性とは泣かない女になるといふこと(みずき)
      前半上手く意味が取れなかったのですが、「泣かない女になる」が気になって。
      何かミステリアスな雰囲気。

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by mizuki_nim | 2005-04-05 22:01 | 題詠マラソン気になる短歌