3月27日のお歌

003:つぼみ つぼみとは甘き言い訳いつか咲く花ゆえ待ってくれと言われて(津和 歌子)
         匂い立つような歌だと思います。素敵だなぁ。

031:盗 真夜中に焼き菓子ひとつ盗みおるポチの罪を被る父の愛(落合朱美)
         「誰、食べたのは?」「お父さんなの?」「・・・」なんてやりとりが浮かんでしま
         いました。


031:盗 夜を行く列車の窓に盗み見るわが頭いまだ人間のかたち(飛鳥川いるか)
         この世にはきっと人間の形をした人間じゃない生命体が紛れているに違いな
         いのです。


048:袖 福寿草のきいろが冬をとき放つ朝かろやかに半袖を出す(丹羽まゆみ)
         鮮やかで開放感を感じます。鼻歌の一つや二つ出そうな衣替えですね。
         こんな風に軽やかにできればいいなぁ。


091:暖 窓際の 春の日差しの 暖かさ ついうたた寝して チョーク当てられ(クロネコ)
         チョークを当てられたことはありませんが、うたた寝経験者(いや常習者)で
         した。どうしてうたた寝は気持ちいいのでしょう。

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by mizuki_nim | 2005-04-11 21:22 | 題詠マラソン気になる短歌