『塔』7月号掲載歌

<女>とう性考えてまだ温き牛タン弁当しこしこと食む

駅まえで夜桜見上げ少しだけせんなきことを考えており

川面へとさくらの枝のなだるるに和船のうえのひとの手が伸ぶ

花を見て帰ると友が駅ひとつ乗り越してゆく四月の電車

「桜色、山駆け登る」という写真なみのさんちがこの中にある


(花山多佳子氏選)
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by mizuki_nim | 2010-08-08 13:45 |