塔1月号掲載歌

うしないし半身のことつや消しのメタルのような声で読み出す

その声がふるえるたびにさざ波のたつみずうみのほとりを思う

キャラメルのエンゼルマークをセロファンの上から撫でて師は笑まいおり
 
思い出の少なきわれに残るもの「歌をやめたらあきませんよ」

なに色のコスモス咲いているだろう岩倉長谷町三〇〇-一


(山下洋氏選)
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by mizuki_nim | 2011-02-05 14:44 |