4月8日のお歌
004:淡 淡い色の絵の具で何をごまかせるつもりだったの窓開け放つ(津和 歌子 )
025:泳 宛先のない葉書のようにはつなつの朝のはじめのひかりを泳ぐ(ひぐらしひなつ)
032:乾電池 無垢な歌ばかりきれいに歌ふからゐたたまれない、乾電池抜く(萱野芙蓉)
040:おとうと おとうとは翼を持って生まれたの だから今では雲の向こうに(植松大雄/SERENO)
083:キャベツ 軽トラの朝採りキャベツ 高原におらほおらほと春の音生む(丹羽まゆみ)
by mizuki_nim | 2005-04-27 22:37 | 題詠マラソン気になる短歌