6月3日のお歌

053:髪 気がつけば目で追っている髪型が似ているだけの後ろ姿を(五十嵐きよみ)

062:風邪 のど風邪の塩辛声の少年の歌声低く声変わりの前(史之春風)

071:次元 微笑みて過去の次元を突っ走る痴呆なる姑(はは)を妬み恐れつ(織田香寿子)

089:巻 上巻を閉じた余韻もそこそこに下巻の表紙に誘はれてゐる(青野ことり )

093:ナイフ ついさっきナイフは海に捨ててきたもっと強く生きていくため(落合朱美)
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by mizuki_nim | 2005-06-14 23:07 | 題詠マラソン気になる短歌