第二回わいわい歌会

makoさん主催の第二回わいわい歌会に参加させていただきました。
今回のお歌です。

水無月の雨やむごとに紫陽花は恋する君と競いて色ふ

前回とは違う路線で、季節の花など詠んでみました。今年はなぜか紫陽花がよく目に付いたんですよね。
一番最初にできたのはこれ。

雨のやむ毎に色づく紫陽花は君と一緒に艶めいていく

「艶めく」がどうもしっくりこないので、Yahoo辞書で「艶」を検索しているうちに見つけたのが「色ふ」という表現。どうしても使ってみたくなり、以下となりました。

水無月の雨の止み間に紫陽花は恋する君と競いて色ふ

初句と二句の近いところで助詞「の」が重なってしまいます。
そこで「雨やむ毎に」として、歌会に出しました。

しかし、動詞の多用(四つ)やリズム(音割れ)にまで気が回らず・・・。
推敲の難しさを感じました。推敲しているうちにわけがわからなくなってしまうんです(汗
その上、大ポカしました。「競いて」ではなく、正しくは「競ひて」です。歌会で指摘されるまで気がつかないというボケっぷり。文語と口語の混在は許容されますが、旧仮名遣いと新仮名遣いの混合はよくないです(と思います)。慣れないことはするもんじゃないということでしょうか。いやいや、このおかげで今後気をつけることができます(多分)。

多く指摘されたのは「恋する君」の位置づけです。「わたしに恋をしている君」なのか「誰かに恋をしている君」なのか。実はつくった自分でも曖昧だと思ってました。作者の意図としては後者なんですが、どうにも上手い表現が見つからず、そのまま出しました。

他にも動詞の活用形のこと(ああ、高校時代にもっと身を入れて勉強しておくんだった!)や俳句でいう「季重なり」(「水無月」と「紫陽花」)について教えていただきました。前回にも増して勉強になりました。

歌会に参加していらっしゃったkamomeさん(Popん?TANKA)から素敵な返歌をいただきました。 kamomeさん、ありがとうございました!

紫陽花にこぼれおちたね 肩先をぬらすしずくが傘を鳴らして

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推敲案1:紫陽花が雨の止み間に色ふごと艶めく君は誰を恋ふるか

推敲案2:紫陽花が雨の止み間に色ふごと誰を恋ふるかあでやかな君
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6月25日追記
推敲案3:梅雨晴れに色へる花のごと君はきらきら 誰を恋ふるか
推敲案4:きららかな雨つぶのせて花色ふ君もたれかを恋ふる 六月
推敲案5:六月の雨やむごとに色ふ花 たれをか恋ふる君のやうだね
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by mizuki_nim | 2005-06-25 19:35 | 歌会