『水の粒子』

題詠マラソンを走っておられた鈴木貴彰さんのブログ壺中転々「短歌への誘い~安藤美保『水の粒子』を読む」という記事をみて、読んでみたいなーと思い、いくつかの書店のサイトで検索をしてみた。
・・・・・・ない。アマゾンにもジュンク堂にも八重洲ブックセンターにもない。
ないとなるとどうしても手に入れたくなるのが人の性。
職場近くの書店に発注してみる。
そして一昨日「絶版です」と連絡が入った。
ぐう。
大抵はこれで泣く泣く諦めるところだが、出版社のホームページの出版物のページにしっかり載っている(!)のを確認してあったので、その夜出版社に注文メールを出してみた。。
するとどうでしょう!(←「ビフォアアフター」風)
その翌日に「本日発送しました」と返信があるではないか。
絶版ではなかったのか・・・。まぁ、多分取次書店が扱わないものだったのだろう。こんなことなら最初から出版社に直接注文すればよかった。でも、書店だと図書券や図書カードが使えるから、書店で買いたかったんだよー。
*さっき調べたら紀伊国屋書店では「絶版のため入手不可」、三省堂書店では「現在お取り扱いできません」とのことだった。
とにもかくにも歌集は本日届いた。
郵便受けから取り出して、夕刊そっちのけで、すぐに本を開く。
ざっと目を通しただけだが、買ってよかったと思わせる歌集だった。

誰からも逃れたき思い抱く図書室の窓に若葉揺れいる
悔いありて歩む朝(あした)をまがなしく蜘蛛はさかさに空を見ており
桟橋の写真指してる君の手の逞しきこと気づけり不意に

作者の感性に圧された。同世代の同性だから、余計にそう感じたのかもしれない。

『水の粒子』 安藤美保著 ながらみ書房
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by mizuki_nim | 2005-06-25 19:21 | 徒然につづる