は、初めて…

明治時代の新聞記事を書き起こす(翻刻でいいのかな)作業をしていました。
古文書じゃないし、活字だし、読めるでしょ
って思うじゃないですか。
これが、読めないんですよ。
まず、文章が漢語文語調で難しい。
漢字が難しい。(旧字とか難読?漢字系多し)
活字がつぶれていて読みにくい。
謎のかな文字がある。

昔の人ってこんな文章読んでたのかー。すげーな。
まず職場の人にチェックをお願いします。
学生時代に能をやっていたAさんが
「これは<難>じゃなくて<いえども>っていう漢字ですよ」
「い、いえども?」
「はい(メモ帳にすらすら書く)」
「は、初めて見た。そんな漢字」
<雖も>です。

その後、先生(教授)にもチェックをしていただくと、
まあー赤が入る入る。
だいたいはつぶれた旧字の間違いだったのですが極め付け
<鶏助>→<鶏肋>
は、初めて見たわ、そんな熟語。

それから、たまたまやってきた先生(助教・史学系)にもチェックしてもらうと
「これ、<こと>の<ごうじ>ですよ」
「ごーじ?」
「そう(とメモ帳に<合字>と書く)」
「は、初めて知った、そんな字」
「Wikiとかに一覧でてますよ」
いやいや、「合字」を知らないひとは合字の一覧など探すすべもないでせう?

初めて尽くしで、なんというか、こう、教養の差を痛感したのでした。
若いときにもっと教養を見つけておけばよかったのにねえ。



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by mizuki_nim | 2017-02-22 21:12 | 徒然につづる