酒によせて五首

選:笹公人氏


男らの輪に神の降るさまを見ゆぬるきビンタンビール飲みつつ

chianti(キャンティ)とふメールアドレス持つ女(ひと)に流るる赤きワインの血潮

ワイナリーの畑(はた)に朝陽が差し込まば美貌の果実まぶしかりけり

上野発ボックス席でカップ酒かぽんと開けつ笑顔の父が

少年の夏を溶かしてゐるゆゑに黄金(きん)に光らむたんぽぽの酒




笹短歌ドットコムに投稿しました。お題は「酒」
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by mizuki_nim | 2006-09-10 14:20 | 投稿短歌