『塔』3月号掲載歌

無関心・人間不信をつみあげし塔へと登る王子あらざり

独りかとエコー写真を見つつ問う主治医のペンが上下しており

砂糖漬けにせし柚子の香をパルファムとして休日をひとり過ごしぬ

さくさくと林檎切り分けわたくしに降らぬであろう雪を思えり


(真中朋久氏選)
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by mizuki_nim | 2008-03-23 21:29 |