カテゴリ:徒然に詠める( 85 )

桜三首

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東京国立博物館 庭園/ 撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z

幹を抱き朽ちてゆきたき我が上にいつまでも花降りしきれ、花

天蓋ゆ花の降り来る春の夜に百年のちの逢瀬を約す
*夜=よ

新月に身体横たえ眸を閉ず桜の森の土となりたし
*眸=まみ
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by mizuki_nim | 2008-04-06 22:46 | 徒然に詠める

collaborate with nyoroko

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by mizuki_nim | 2007-05-31 22:54 | 徒然に詠める

ニューアーク式

教室の窓から銀の自転車を確かめている17の春
名だけでも並んでいられるそのために君が返した本を借り出す
待ち合わせではなくてでもお互いを茜に染まる図書室で待つ
閉室と追い出されたらなんとなく二人でいても言い訳になる
早足のわたしの前に自転車はゆるやかにゆくつかずはなれず


*ニューアーク式・・・図書館の貸出方式の一つ。貸出時にブックカードに利用者が記名する。学校図書館で多く採用されていた。誰が何を読んだかがわかってしまうため利用者のプライバシーが守られないという問題がある。
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by mizuki_nim | 2007-04-25 22:03 | 徒然に詠める

はるひ

東京の白く霞める上空を翼竜たちが飛び回りおり

春浅き秘色の湾を声あげて首長竜が水尾ひきてゆく
*秘色=ひそく、水尾=みお
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by mizuki_nim | 2007-03-17 23:15 | 徒然に詠める

ほろ苦き春

沈丁花の甘き香りを吸いこみてほろ苦き春購いて来ぬ


先日八百屋でふきのとうを買いました。一パックに十数個入っていたので、半分をてんぷらに、残り半分をふきのとう味噌にしました。食べると春の香りとほろ苦い味が口の中一杯に広がりました。
たらの芽、山うど、菜の花・・・・・・春の味はほろ苦いですね。
子供の頃は苦手だったけれど、20代半ばになってからでしょうか、このおいしさがわかるようになりました。
独立をして自炊する中でもこうして季節を感じる食材を買うことができるのは、親が子供の頃にきちんと食べさせてくれたからだと思います。感謝。
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by mizuki_nim | 2007-03-11 16:25 | 徒然に詠める

サボテン


強がりの棘で全身武装するさみしがり屋のサボテン僕は

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撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z
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by mizuki_nim | 2007-02-08 20:26 | 徒然に詠める

ねこ はな せかい

猫車の余生としての花車まわる世界はやさしかりけり

くたびれて微睡むねこのうえに花・花・花・花があふれていたり



先日お友達のブログで見た写真に寄せて

どんな写真かはphoto cafeをご覧下さいね。
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by mizuki_nim | 2007-01-27 22:28 | 徒然に詠める

La vie en rose?

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撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z

迷い道寄り道回り道ばかり選んでもいいたぶん楽しい

生きている生かされている生きてみる理由や意味は知らなくていい

言い訳を考えないで過ごす日が前より少し増えたならいい

スコーンを食べに行くとか他愛ないことを思って眠ったらいい

何色かわからないけど人生のおしまいの日に笑えればいい
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by mizuki_nim | 2007-01-18 20:41 | 徒然に詠める

晩夏 その五

夕暮れの商店街に連れ立ちてコロッケなどを買ひに出かけむ
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by mizuki_nim | 2006-09-19 22:06 | 徒然に詠める

晩夏 その四

お互ひに畳の跡を頬につけ麦茶ごくごく飲みつつ笑めり
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by mizuki_nim | 2006-09-18 20:32 | 徒然に詠める