カテゴリ:徒然に詠める( 85 )

晩夏 その三

目の覚むる時に寝顔と散らばりし書を見出さばふたたび眠らむ
[PR]

by mizuki_nim | 2006-09-17 21:14 | 徒然に詠める

晩夏 その二

あなた。きみ。おまへ。いづれもしつくりとこぬ二人称 名前を呼ばな
[PR]

by mizuki_nim | 2006-09-16 20:08 | 徒然に詠める

晩夏 その一

『声』の上ふと重なつた手の温み楽しみてゐつ確かめてゐつ

*『声』・・・大塚寅彦第三歌集
[PR]

by mizuki_nim | 2006-09-15 21:11 | 徒然に詠める

七月のみぎは

翳る日もあるらむ君のみちのりに緑の風が常に吹きゐる
七月のみぎはに立ちぬ これからが耀く朱夏でありますやうに



昨日お誕生日だった(らしい)にょろこさんへ

ちょっと(?)先輩の瑞紀より
[PR]

by mizuki_nim | 2006-07-31 23:59 | 徒然に詠める

眇の魚(すがめのうを)

海底(うなぞこ)に眼のなき魚の棲むといふ眇の魚はわが水槽に
眇ゆゑ疎まれゐるか仲間から離るる魚がひとり藻を食む
存在の意義を問へども白濁のまなこ見せつつ魚は沈めり
鈍き音ひびかせ玻璃にぶつかるる魚よそこから先には行けぬ
ただじつと見つむる魚のまなざしをもうからつぽの水槽が閉づ
[PR]

by mizuki_nim | 2006-07-26 22:27 | 徒然に詠める

約束

未来世で落ち合う場所を君の字が静かに告げる最終ページ

c0053571_22475277.jpg

撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z

先日にょろこさんがわたしの歌から短歌をリレーしてくださいました。

たわやすく翳る契りなら生きろ我 本の中にて永久(とわ)の言葉に (にょろこさん)

そして、今度はにょろこさんの歌からわたしがリレーさせてもらいました。
[PR]

by mizuki_nim | 2006-06-19 22:54 | 徒然に詠める

奈良にて

c0053571_220742.jpg

撮影:瑞紀 Canon EOS Kiss III

縁側で歌詠み鳥の独唱をBGMにうたた寝ひとつ (般若寺)

天空へのぼってゆけるような気にさせられわれも石段を踏む (室生寺)


GWに奈良・京都に行ってきました。
般若寺こじんまりとした静かな、わたしの大好きなお寺です。
花と石仏を眺めながら、本堂の縁側で寝転がっておりました。

室生寺は石楠花が満開でかなりの人出でした。奥の院へ続く石段を息を切らせながらのぼりました。

写真は室生寺の金堂前庭の岩に彫られた明王様(撮影時は阿修羅だと思っていた)。
[PR]

by mizuki_nim | 2006-05-14 22:22 | 徒然に詠める

にっこり

ほっこりと笑顔を刻む羅漢さん春の嵯峨野の陽だまりの中


ややさんちのいちご摘みで「羅漢」を摘んで詠んだものです。
[PR]

by mizuki_nim | 2006-04-17 00:09 | 徒然に詠める

さくら

桜橋の真中で迷うどの道を選んでいけばいいのだろうか

c0053571_23491553.jpg


隅田川に桜橋っていうのがあって形がXになっているそうなんです。
わたしはきっと四方向全部歩いてしまうでしょう。
でも
人生と言う橋の真ん中で迷ったとき、わたしはどの道を選んでいくのでしょうね。
あなたはどの道を歩いていくのでしょうか。

c0053571_23493819.jpg

c0053571_23495510.jpg

撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z
[PR]

by mizuki_nim | 2006-04-02 00:00 | 徒然に詠める

催花雨

アスファルトを黒く光らせ催花雨はあなたにも降る あしたをひらけ


催花雨・・・春、早く咲けと花をせきたてるように降る雨。
[PR]

by mizuki_nim | 2006-03-31 21:54 | 徒然に詠める