カテゴリ:徒然に詠める( 85 )

KOBE 2006

異人館をつなぐ坂道登りつつ振り返らば、あを 汽笛の聞こゆ
朽ちてゆくものの永遠閉ぢ込めてフォトグラファーはシャッター切れり
苦しみを風見の鶏が指す方へ放て 弥生の空高々と
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ピンヒールの歩きし軌跡のびやかにやはらかく描くサクラクレヨン
金色のピアス外せしかたむきを乙女は映す夜景の窓に
シャイボーイ二人の待てる三宮にいとかしましき娘らが来ぬ
ゆりかもめ海に揺るるを見しひとよ いつか飛びたきものと思ふや
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青龍は南京町の人波に身をくねらせて泳いでゆきぬ
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ほのしろくかすみし空に稜線を融けこませたる富士の高嶺は
ばいばいの数だけあらむ切なさは みんなほんとに楽しかつたよ

撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z

歌姫オフ会in神戸が、3/25-26にありました。続きを読む
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by mizuki_nim | 2006-03-27 23:35 | 徒然に詠める

in Kobe

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撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z

高層の部屋より輝く街の灯を友と見下ろし夜は更けゆく


神戸に行ってきました。ホテルの部屋の窓から見える夜景。
思いっきりぶれてます。
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by mizuki_nim | 2006-03-26 23:12 | 徒然に詠める

夜の魚

月色のメールは夜に泳ぎだしあなた⇔わたし回游してる
*月色=げっしょく


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撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z
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by mizuki_nim | 2006-03-16 22:59 | 徒然に詠める

さみしがり屋

ベランダで月を見上げている時はだまって傍にいて そこにいて

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撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z
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by mizuki_nim | 2006-03-06 22:58 | 徒然に詠める

一輪

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林檎酒の空き瓶に花一輪を挿してそこだけ春にしてみる

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撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z

三月になりましたねぇ。季節も冬と春が行ったり来たり。でも家の中はまだまだ冬物ばかりです。

花やハーブをちょっと挿しておくのによく空き瓶を使います。花瓶を持っていない、ということではないのですが・・・・・・、空き瓶の方を使ってしまうのはなんででしょうか。
酒類に限らず、お酢なんかの瓶とかね。キャップを取ってラベルをはがしてしまえば、こいつに「酢」や「味醂」が入っていたなんてちょっとわかりません(・・・・・・と思っているのはわたしだけ?)。
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by mizuki_nim | 2006-03-02 21:16 | 徒然に詠める

神様はときどきとても意地悪だ またわたしから友達をとる

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撮影:瑞紀 OlympusCamedia

懐かしい声が震えて級友の名前を言ったそして訃報を
お悔やみの例文番号書き留めてダイヤルをする115番
斎場の名を告げながら思い出すきみの笑顔は25のまま
知らされてかなしむことができるのは知らされぬよりいいこと、だよね
うっかりとこぼれた涙を拭かぬため天を仰いだ降れ雨よ 降れ

土曜日に高校の同級生の訃報が届いた。
またひとりお空の上にいってしまった。
そんなに、急がないでよ。

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by mizuki_nim | 2006-02-28 22:37 | 徒然に詠める

冬ざれ

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黙々と人と車が白き息はきて進めり冬晴れの朝
降雪の予報聞きゐし大寒に甘き苺を二つ三つ食む
どのやうなネイルカラーもあかぎれの指に合はぬと思ふ真夜中
雪かきのなされぬ路にかたまりし氷の上をそつと歩きぬ
幾度目の冬であらうか『春の雪』返せぬままに次の世を待つ

*大寒=だいかん・・・二十四節季のひとつ。一年中でもっとも寒さの厳しい頃
*『春の雪』・・・三島由紀夫の小説)


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いくつかの冬の風景。

口語ばーじょん あります
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by mizuki_nim | 2006-01-29 14:55 | 徒然に詠める

ゆきのあと

公園に置いてきぼりの雪だるましずくがぽたり ぽたり  ばいばい

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撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z
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by mizuki_nim | 2006-01-24 21:56 | 徒然に詠める

飛行機雲

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                                 撮影:瑞紀 PENTAXOptioS5Z

追ひかけて行きたしと思ふ北西にすいと伸びたる飛行機雲を
(*思ふ=もふ)

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by mizuki_nim | 2006-01-19 22:36 | 徒然に詠める

New year

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悲しみや怒りや苦しみ捨ててゆく大晦日の深い闇夜に
(大晦日=おおつごもり)
新しい朝の光を手渡しで君にあげよう 笑っていてね



あんまり「新年」らしくないような気もするけれど、なんとか松の内にアップできました。
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by mizuki_nim | 2006-01-07 22:36 | 徒然に詠める