カテゴリ:徒然につづる( 322 )

『水の粒子』

題詠マラソンを走っておられた鈴木貴彰さんのブログ壺中転々「短歌への誘い~安藤美保『水の粒子』を読む」という記事をみて、読んでみたいなーと思い、いくつかの書店のサイトで検索をしてみた。
・・・・・・ない。アマゾンにもジュンク堂にも八重洲ブックセンターにもない。
ないとなるとどうしても手に入れたくなるのが人の性。
職場近くの書店に発注してみる。
そして一昨日「絶版です」と連絡が入った。
ぐう。
大抵はこれで泣く泣く諦めるところだが、出版社のホームページの出版物のページにしっかり載っている(!)のを確認してあったので、その夜出版社に注文メールを出してみた。。
するとどうでしょう!(←「ビフォアアフター」風)
その翌日に「本日発送しました」と返信があるではないか。
絶版ではなかったのか・・・。まぁ、多分取次書店が扱わないものだったのだろう。こんなことなら最初から出版社に直接注文すればよかった。でも、書店だと図書券や図書カードが使えるから、書店で買いたかったんだよー。
*さっき調べたら紀伊国屋書店では「絶版のため入手不可」、三省堂書店では「現在お取り扱いできません」とのことだった。
とにもかくにも歌集は本日届いた。
郵便受けから取り出して、夕刊そっちのけで、すぐに本を開く。
ざっと目を通しただけだが、買ってよかったと思わせる歌集だった。

誰からも逃れたき思い抱く図書室の窓に若葉揺れいる
悔いありて歩む朝(あした)をまがなしく蜘蛛はさかさに空を見ており
桟橋の写真指してる君の手の逞しきこと気づけり不意に

作者の感性に圧された。同世代の同性だから、余計にそう感じたのかもしれない。

『水の粒子』 安藤美保著 ながらみ書房
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by mizuki_nim | 2005-06-25 19:21 | 徒然につづる

ネタが・・・

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命の次に大事なネタ帳(違)を職場に忘れてきてしまいました。

自作短歌や「気になるお歌」などみなこのフロッピーディスクに入っておりまして
本日のアップはできなくなってしまいました。あうあう。
題詠マラソンにも投稿しようと思ってたのに・・・。

かわりと言ってはなんですがこの黄金の招き猫をご覧ください。金運がよくなるかもしれません。
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by mizuki_nim | 2005-06-13 22:36 | 徒然につづる

待ち伏せられる

『詩歌の待ち伏せ 上・下』北村薫著 文藝春秋社 上2002.6 ISBN4163586202 下2003.11 ISBN4163653600

「詩歌」なので短歌だけではないが、石川啄木、塚本邦雄、佐々木幸綱、藤原定家、慈円、中城ふみ子・・・多くの歌人が取り上げられている。

筆者を「待ち伏せていた」詩歌についての一考察である。本屋で、家で、図書館で、どこででも待ち伏せする詩歌がいる。そこからまた新たな詩歌に出会う。

上巻、「ふらここ」という言葉の陰で介子推やブラッドベリが待ち伏せているなんて、まるで思わなかった。

下巻、土井晩翠の「星落秋風五丈原」から藤原定家、慈円そして伏見院の歌が引っ張られるように出てくるのは、詩歌が「待っていた」のだとしか思えない。

こういう「待ち伏せ」は誰にでも経験のあることではないだろうか。そんな時の心躍る嬉しさを思い出した。

この人の小説は大好きで読んでいたのだが、詩歌についてのエッセイがあったとは気がつかなかった。
わたしはこの本に図書館で待ち伏せされていたのだ。うれしいこと!

「同じ言葉に向かい合っても、人によって思うことは違うものです。」上 p.56
「作品があればそれで十分‐というのは、潔い態度のようです。しかし、一人の読む力には限りがあります。
 作品に関する作品が存在するのは、ありがたいことだと思います。このように、見えない世界を開いてくれるのです。」上 p.80-81
「なるほど、真実は一つと決まったものではありませんね。」上 p.180
「表現者が、動かし難い一語を探すという話は、いくらもあります」下 p.48

尚、わたしは未読だが、『詩歌の待ち伏せ 続』が2005年4月に刊行されている。
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by mizuki_nim | 2005-04-30 21:45 | 徒然につづる

ウィルスじゃなくアンチウィルスソフトかよっ

ト○ンドマイ○ロ社にやられてしまいました。ぐお。
昨日の朝パソコンを立ち上げたのがいけなかった・・・。
出かけるので一旦パソコンの電源を落として、夕方立ち上げたら、動かないんですよ。
変だなーと何度も再起動しているとますます言うことを聞かなくなり・・・。
バ○ターのせいとわかったのはNHKニュースでした。サポートは電話つながらないし。
いろいろやってみたけど、なんだかうまくいかないので、結局OSを再インストールすることに。
ほぼ24時間ぶりにネットに復帰できました。
私のパソコンは昨日から何回再起動をしたんだろうか・・・。
ト○ンドマイ○ロ社、わたしの休日を返せーーーっ。

エントリのアップは夜やります(できるのか?)
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by mizuki_nim | 2005-04-24 16:55 | 徒然につづる

隠されている短歌の約束事

『短歌研究』という雑誌に特集されていて、非常に参考になります。

(一)主語のない(私のいない)歌・述語に当たる動詞のない歌  <2004年4月号>
(二)短歌特有の言葉遣い  <2004年6月号>
(三)過去形のさまざまな表現  <2004年7月号>
(四)結句のおさめ方  <2004年11月号>
(五)混同しやすい助詞・助動詞  <2005年1月号>
(六)ニュアンスを添える語  <2005年4月号>

<追記>
『短歌研究』は短歌研究社のホームページから購入できるようです。
わたしは図書館を利用しました。
近くの図書館にない場合、
国立国会図書館からコピーを取り寄せることができます。
①お近くの図書館に申し込む
②国立国会図書館のホームページで登録する
のどちらかの方法があります。
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by mizuki_nim | 2005-04-21 22:09 | 徒然につづる

桜花

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家々に釘の芽しずみ神御衣(かむみそ)のごとくひろがる桜花かな     大滝和子

『短歌パラダイス』小林恭二著岩波書店(岩波新書498)1997.4p.202-209.より

「芽」というお題でつくられた歌だが、桜の印象が強い。
3月に読んだばかりということもあるが、桜を見るたびにこの歌を思い出した。
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by mizuki_nim | 2005-04-12 23:03 | 徒然につづる

『短歌パラダイス』

『短歌パラダイス―歌合二十四番勝負』 岩波新書
小林 恭二 (著) 岩波書店 ; ISBN: 4004304989 ; (1997/04)
という本を図書館で借りました。
熱海で行われた歌合(うたあわせ)の記録です。
非常に面白かったです(内容は真面目です)。そして、短歌とはこういう風によむものだったのかと、とても勉強になりました。
二十人の歌人のすばらしい歌が出て、それに対しての解釈もついています。歌人の名解釈も続々。初心者の入門書としていいのではないかと思います。
今回は借りましたが、買おうと思います。
*題詠マラソンスタッフの荻原裕幸氏がこの歌合に参加されていました。

<追記>
購入しようと思ったら「品切れ重版未定」とのことで入手困難です。
書店の店頭在庫か古本屋を当たるしかないようです。

<4/4追記>
紀伊国屋書店、三省堂書店、八重洲ブックセンター(以上WEB検索)に在庫なし。
神保町の東京堂書店、岩波ブックサービスセンターに行ってみましたが在庫なし。
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by mizuki_nim | 2005-04-03 00:05 | 徒然につづる

音楽にできること

題詠マラソン仲間(勝手に仲間扱い)でプッチンプリン好き好き仲間(ネーミング長すぎ)の那賀神哲さんが二村英仁ファンだということで(とかこけて)、短歌とは関係ないですが二村英仁さんのスマトラ沖地震津波災害復興支援コンサートの模様を書いてしまいます(と言っても、音楽的にどうの・・・なんてことはわかりませんので書いてありません)。

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by mizuki_nim | 2005-03-28 20:35 | 徒然につづる

言葉

毎日何気なく使っている
美しいのに汚くて
優しいけれど残酷で
残らなくても消えない
我ら人に与えられたもの。

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by mizuki_nim | 2005-03-24 21:44 | 徒然につづる

枡野浩一かんたん短歌blogについて思うことと要望

 枡野浩一かんたん短歌blogの3月22日の更新で枡野氏宛てのメールが紹介されていました。投稿(トラックバック)の「お約束」を引用して「あんた、何様?」という内容のものです(これに対して枡野氏は「カリスマ歌人様」ですからと皮肉っておられますが)。
 わたしは3月から投稿を始めた新参者ですが、このルールを見てもそんなこと思いもしませんでしたよ。ましてや枡野氏を「何様」呼ばわりするなんて。それに、いいじゃないですか。このお約束に沿って投稿する限りはカリスマ歌人様に拙作を読んでいただけるんです。出来がよければコメントまで付けていただけるんです。そしてさらに運がよければ、直接コメントを書き込んでいただけるんですよ。こんなサービスがよくって何が不満なんでしょう。
 ・・・冗談(ともつかぬ本気?)はさておき、自分のブログで管理者が読みやすいようにルールを決めるのは当然のことではないでしょうか。一つの記事に200ものトラックバックがあって、それを読むだけでも大変なのは簡単に想像できます。またそこから歌をピックアップしてコメントを書く、ということがとても労力の要ることだということも。おそらくかなり負担になった時(現在も?)もあるに違いないと思います。投稿したものを適当に読み流されたり、明日にでも「疲れたからもうやーめた」と言われたっておかしくないのです。それをしないのは、枡野氏が投稿者(短歌)に愛を持っているからだとわたしは勝手に思っているのですが。
 まぁ、この「お約束」にビビって投稿できない(投稿する気が失せた)人もいるかもしれないけれど、それはそれで仕方ないのではと思います。別に来る者を拒んでいるわけでもないですし。世の中どこに行ってもどんなところでもルールってのはあるわけですから。
 ブログランキングのカテゴリーは「?」と思うことがしばしばですが、枡野氏のお遊びじゃないかと思っていて気にしていませんでした。

 要望は一つだけ。続けてください。それだけです。「今週は疲れたからお休み。投稿もお休み」ということもあってもいいと思います(あ、あと時々おねえ言葉で書いてくださると嬉しかったりして)。

 最後に「あいつはプロだからどんなことでも言っていいだろう」と言うのは人として間違っているとわたしは思います。
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by mizuki_nim | 2005-03-23 22:30 | 徒然につづる