カテゴリ:題詠マラソン気になる短歌( 119 )

6月16日のお歌

023:うさぎ 子どもらにうさぎ「おいしい」かの山と思はれ唱歌は歴史となりぬ(Harry)
はい。かの山のうさぎっておいしいんだ。そう思っていた時がありました。

044:香 香料と着色料を使わずになぜ高くなる無添加石鹸(みうらしんじ)
ほんとに。加えるものがないはずなのに。

046:泥 愚かしき泥仕合と思ふがに愚かなるわれ挑発にのる(武山千鶴)
ああ、わたしもついつい・・・・・・。

095:翼 いきつぎもせで雲海を泳ぎたる翼のキラや赤道近く(M.東矢)
「翼のキラ」ってなんだろう?でもなんだかとっても好きな歌。上の句の表現に惹かれました。
[PR]

by mizuki_nim | 2005-07-04 22:28 | 題詠マラソン気になる短歌

6月15日のお歌

010:線路 子を背負い線路に伏した日もあるとばっちゃんは言う豆をもぎつつ(水須ゆき子)

052:螺旋 行く果てを決めずに蔓は絡みあひ空に向かひて螺旋を描く(西村玲美)

015:友 遺されし硯に小暗き海ありて親しき友のごとく黙せり(村上きわみ)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-07-02 14:09 | 題詠マラソン気になる短歌

6月14日のお歌

004:淡 海に棲む青き魚を淡水に住まわせたような居心地わるさだ(石川昌治)

012:メガホン 胸の中あふれる言葉にメガホンをあててはみても君に届かず(美和知空)

052:螺旋 愛あらば…硝子のごとき階段の螺旋をのぼる薔薇の降るなか(常盤義昌)

032:乾電池 じいちゃんは乾電池を手に握りしめ頭を100W(ワット)に光らせるのだ(やまもとなおこ)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-07-02 14:08 | 題詠マラソン気になる短歌

6月13日のお歌

015:友 ローズマリーを友にたはむれる日々はつなつの陽を蜥蜴は浴びて(長谷川と茂古)

034:背中 あかときの背中をなぞる お前にもふるい記憶はあるのだろうね(渡部光一郎)

069:花束 あめあがり噴水は空に花束をさしだす虹のカードを添えて(ぴいちゃん)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-06-29 22:40 | 題詠マラソン気になる短歌

6月12日のお歌

041:迷 雨上がり散歩に行ってきた猫が迷子のマリモを飼いたいと云う(黒月秋哉)

043:馬 目を細めマリモ見る猫愛でる俺 飼い主馬鹿のマトリョーシカだ(黒月秋哉)

050:変 若葉から雨へと変はりゆく匂ひ踏み出すために下ばかり見る(西村玲美)

061:じゃがいも 恋なんて泥つきじゃがいもごろごろと転がったまま夢を見ている(みあ)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-06-29 22:39 | 題詠マラソン気になる短歌

6月11日のお歌

034:背中 言い訳も疑うまいと思えども素直になれず背中向けいる(陽奈)

041:迷 選択肢はまうない細き道を行く迷ふといふはひとつの快楽(けらく)(篠田 美也)

092:届 あなたから昔届いたエア・メール 机の隙間に落ちていました。(黒河更沙)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-06-28 23:02 | 題詠マラソン気になる短歌

6月10日のお歌

020:楽 君が楽になれるなら、なんて綺麗事 -言えない- 凍る石を抱く僕は(高岡シュウ)
022:弓 八百年歴史の闇に埋もれしは与一の弓で即死の船頭(市川 周)
027:液体 ビーカーにひそと気化する液体のやうなる君を抱きしめゐたり(常盤義昌)
045:パズル パズルなどスラスラと解く君なればわたしの心の隙間を埋めて(柳子)
098:未来 もう二度と恐れずにゆく 出遭うのがどんな日々でも「未来」と思う
(離陸日和)(麻生智矩)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-06-26 22:26 | 題詠マラソン気になる短歌

6月10日のお歌

059:十字 邪な恋などしない約束をやぶるため立つ初夏の十字路(みあ)

074:麻酔 目だけ出し麻酔注射を持つ人の声を想像するソプラノと(ジテンふみお)

077:櫛 梳く毎に櫛に絡まる黒髪よ 抗癌剤よ 削る命よ(史之春風)

095:翼 ニャーレムに木天蓼(またたび)ひとえだ持ち込んで噂の翼猫をいたぶる(飛永京)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-06-22 22:52 | 題詠マラソン気になる短歌

6月8日のお歌

021:うたた寝 草食獣のごとひそやかにうたた寝のわれの眼鏡を外したひとは(岩崎一恵)

063:鬼 軒端より巣立つ子すずめ見送りて鬼の瓦は少し微笑む(ぴいちゃん)

092:届 届かないメールはどこを彷徨ふの ひらひらと手を振るから見つけて(青野ことり)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-06-22 22:50 | 題詠マラソン気になる短歌

6月7日のお歌

021:うたた寝 うたた寝の浅き夢より目覚むれば夏のはじめの陽は燦々と(星川孝)

049:ワイン 酔へば眼に小さきけもの灯らむかシュワルツ・カッツ(黒猫)といふ名のワイン(前野真左子 )

063:鬼 「友達でいいよ」と言って笑うのを要求された天の邪鬼 泣け(丸井真希)

094:進 カンブリア眠れる海にゆくりなく進化の種子を蒔いたのは 誰?(すずめ)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-06-22 22:49 | 題詠マラソン気になる短歌