<   2005年 03月 ( 112 )   > この月の画像一覧

084:抱き枕

君を抱き枕の代わり片腕を出せば緑の黒髪の中
[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-31 22:29 | 勝手に題詠2004

3月20日のお歌

021:うたた寝 うたた寝のような一生 一生のようなうたた寝 よだれをたらす(野良ゆうき)
          自分がよだれをたらすタイプなので、引き寄せられてしまいました。
          どちらもいいなぁ。よだれたらして寝たくなってしまいました。


058:剣 今ここでリダイヤルしてみましょうか?剣のように光る携帯(ハナ)
          携帯電話は剣のよう。言葉は剣そのもの。リダイヤルされたら困るんでしょ
          うねぇ。


069:花束 花束にちよつぴり薔薇の棘の嘘 何かありそな予感の黄色(みずき)
          黄色の薔薇の花言葉は「嫉妬」です。だからこそ何かある予感。
          こういう感はなぜか当たることが多いですね。


075:続 晩春の闇にしずかに濁点は離れずざざざざざ 続く雨(足立尚彦)
          言葉とはこう使うものかと思いました。表記を歌の中に取り込む。
          深いです。


096:留守 恋猫にマント汚され哀しみのクラーク・ケント居留守二日目(岩井聡)
          おかしくて哀しい。膝を抱えていじけているスーパーマン。しかも居留守を
          二日も。いつまでいじけているんでしょう。

[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-31 22:17 | 題詠マラソン気になる短歌

032:乾電池

二個パック乾電池の片割れは果てを探しに転がってった
[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-30 21:42 | 題詠2005

3月19日のお歌

012:メガホン メガホンの中身のやうに頭出し猫はふたたび喧嘩しに行く(今岡悦子)
        猫が見えるようです。狭い隙間からにゅるんと出てくる猫。尻尾を立てて気合
        入りまくりで歩いてゆきます。 


014:主義 なに色の主義を翳して踏み出せばあの空色に近づけるのだろ(emi)
        いつもそこにあるのに近づけない。手が届かない。どうしたらいいんだろうと思
        います。


019:アラビア アラビアの文字は風のかたちにて右の眸(まみ)から左の眸(まみ)へ(飛鳥川いるか)
        流れていくアラビア文字の美しさが浮かびます。風のかたちという表現が素敵
        です。


020:楽 楽園はあなたの腕のなかにある 楽園はあなたの腕のなか(土岐友浩)
        繰り返しが効いています。素敵な楽園でしょう、そこは。

091:暖 暖色を着ても名のない週末に男が泣いていいのだろうか(岩井聡)
        まだ薄ら寒い何も予定のない週末、でしょうか。泣いていいのだろうか、と問い
        つつ、すでに泣いているのです、きっと。誰かが「泣いていいよ」と言えばそれを
        理由にできるのです。

[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-30 21:11 | 題詠マラソン気になる短歌

083:皮

黒い樹皮その内側に秘められた鮮烈な色君にあげよう
[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-30 21:04 | 勝手に題詠2004

3月18日のお歌

014:主義 古くさいマニュアル通りの付き合いはしない主義なのごめんあそばせ(新藤伊織)
        「ごめんあそばせ」にやられてしまいました。「ふふっ」と笑って去ってゆく、
        そんな感じがします。軽やかでしなやか。


020:楽 楽園への切符は君が持っている片道切符僕に下さい(渡部律)
        楽園行きなら片道でいいんですね。わたしにも、下さいな。

020:楽 解散の儀式でしょうかさえずりを音楽として鳥の混群(斉藤そよ)
        鳥が群れてさえずる様子を卒業式に見立てたのですね。そういえば最近は
        卒業式で「仰げば尊し」を歌わないところもあると聞いたような。


034:背中 背中から眺めてみてもうつくしいたたずまいで立つ歌であるなら(こはく)
         五句まで読んでうつくしく立つのが「歌」であることがわかります。
         自分もうつくしく立つ歌を詠みたいと思います。


090:薔薇 豪快に自動改札せき止めてああああ両手いっぱいの薔薇(岩井聡)
        四句がポイントですね。「うおー、通れないー」(自分)と「うわー、あの人引っか
        かっちゃったよー」(他人)のああああ。両手いっぱいの薔薇を持った人なら自分
        の前で自動改札せき止めても「なにやってんだよ、ちっ(舌打ち)」なんて思わず
        に笑って許しちゃうかも。

[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-30 20:49 | 題詠マラソン気になる短歌

082:軟

その頬を「軟弱者!」と平手打ちしたいんだけどセイラみたいに

More
[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-29 22:36 | 勝手に題詠2004

3月17日のお歌

017:陸 陸橋に吸はるる雨や、春の雨 しづかに我も消えてゆきたし(伊波虎英)
      この雨は春の雨でなくては。静かに煙るような雨は消えてゆきたいと思わせるの
      です。


009:眠 まっさらなシーツ包まり眠っても腹の黒さの滲まぬ不思議(黒月秋哉)
      言われてみればそうだなぁと思います。でも眠るたびに黒くなってしまったら、漂
      白が大変そう。


043:馬 金の川(シラムリン)の水面に馬脚をひびかせたぼくだったかもしれない賊は(鈴木貴彰)
      モンゴルの草原(?)を流れる川でしょうか。その川沿いを飛沫を上げて走っていく
      馬賊が見えるようです。


083:キャベツ 父と母がキャベツ畑で逢ってから一万回目の夕焼け(母談)(岩井聡)
       (母談)というのが好きです。お母様が夕焼けを見ながらふっと言ったのでしょ
      う。一万回、単純に365日で割ると27.39…。夕焼けのない日もあるから、約30年
      ですね、出逢ってから。そういうの、なんだかいいですねぇ。


082:罠 青空は巨大な罠かなにげなく空を見ていただけだったのに(舟橋剛二)
      青空は異次元につながっていて、なおかつ巨大な罠とおっしゃる。わたしは空を見
      上げて歩いてよくコケます。きっと青空の罠にかかっていたんですね。あれ、違う?

[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-29 22:30 | 題詠マラソン気になる短歌

3月16日のお歌

006:時 銀河時間一昨日の夢で会いましたきれいなひとはあなたでしたか(新田瑛)
       銀河時間という言葉がSFファンタジーを連想させます。そんな風に言われてみ
       たいと思ったりして。


007:発見 他人には発見されぬひとがたのしろきかたちで三月を行く(荻原裕幸)
        春霞のせいなのか、オーラというか存在自体が薄れてしまっているのか。
        ぼんやりとしたかたちで別れの月を過ぎてゆくのです。


016:たそがれ たそがれの色に染まった君の名を君も知らない土地に埋めよう(秋)
        終わってしまった恋は誰に知らないところに埋めてしまう。
        やがて、そこから芽吹くものがあるかもしれません。


071:次元 また僕は駈けだしていた異次元につながる扉として青空 (舟橋剛二)
        青い空を見て走りたくなるのは未知の世界への扉があるからなんですね。

020:楽 言葉より音楽の方が雄弁でだからわたしは楽器が弾けない(古内よう子)
        今度から、楽器が弾けない言い訳にこれを使わせてもらいます。
[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-28 20:53 | 題詠マラソン気になる短歌

081:イラク

今もまだ争い絶えぬイラクにはかつて最古の文明があり
[PR]

by mizuki_nim | 2005-03-28 20:37 | 勝手に題詠2004