<   2005年 05月 ( 71 )   > この月の画像一覧

ありえないけどね

いま君が通勤ラッシュの人波を泳いで来たら運命的ね
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-31 22:24 | 徒然に詠める

第一回わいわい歌会

5月にmakoさん主催のわいわい歌会に参加させていただきました。
そのときに出した歌です。

方舟は地球に絶えたともしびを乗せて銀河をゆく密やかに

批評されるのもするのも初めてで、皆さんの出方を見ながら恐る恐るの歌会でした。
実は酷評を覚悟していたのですが、けちょんけちょんにされることなく、とても丁寧に読んでいただきました。皆さんの真摯な姿勢に頭が下がる思いでした。歌への向き合い方、言葉の選び方、など色々なことを学んだように思います。

批評後の改作です。

幾億の光年をゆく方舟は絶えかけた火を護り抱きて


*現在、第二回わいわい歌会参加受付中です。
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-31 22:21 | 歌会

5月23日のお歌

023:うさぎ 灰色のうさぎが夏の夜の夢の鼓膜を齧ったあとは知らない(佐原みつる)

033:魚 頻頻と揺れる悪夢の隙間から朝日へ向かえ向かえ魚よ(海神いさな。)

046:泥 堂々と奪って泥棒よばわりをされるいわれはない聖五月(田丸まひる)

064:四 危機ひとつ切り抜けてから落とされた四面楚歌にもまだ空がある(有田里絵)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-31 21:57 | 題詠マラソン気になる短歌

5月22日のお歌

001:声 いつのまにこんなに深くなっていたわたしの海から声がこぼれる(伴風花)

019:アラビア アラビアの空から雨を待つように父と乾杯する夢見たい(ケビン・スタイン)

040:おとうと おとうとは煙の影を踏んでいる遠く上りゆく姉偲びつつ(内田かおり)

052:螺旋 きーちゃんが螺旋えがいて去る空をひっつきむしとずっと見ていた(みあ)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-31 21:56 | 題詠マラソン気になる短歌

5月21日のお歌

036:探偵 葉の茂る垣根の隙より顔を出す猫は探偵のような眼をして(内田かおり)

052:螺旋 ものがたりは生死を超えて螺旋して千年のちにまた逢うでしょうか(野樹かずみ)

075:続 もっと死を、死体を見せてはくれまいか戦を続ける者たちのため(野良ゆうき)

078:携帯 あたくしを待ち受け画面に封じ込め携帯するなど笑止千万(落合朱美)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-31 21:55 | 題詠マラソン気になる短歌

幸福光線

版画家・大野隆司さんの画集をみて

ささくれたわたしの心の表面を金色の玉転がれ転がれ

青空の帽子をかぶりのびをした雲のマフラーふわりとゆれた

背負ってた荷物を置いて差し出された手をとってみた 暖かかった

葉の緑夕日の色に夜の空気づいたことを伝えたいんだ

いるだけでただそれだけでいいんだね君は幸福光線浴びる

いっぱいの幸福光線ありがとういつも一緒にいつまでもいて



『猫の幸福光線』 大野隆司 中央公論新社 ISBN 4120030016

幸福光線を出すような歌を詠みたいものだ、と思いつつ。
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-30 22:34 | 徒然に詠める

5月20日のお歌

004:淡 淡紅に染めたる爪をかざし見る未だ私も乙女を持ちぬ(藤苑子)

021:うたた寝 子守唄うたひし人のうたた寝に微笑みて風の通りゆくかな(宮沢 耳)

026:蜘蛛 蜘蛛の子のかそけくありて風のなか糸光りつついつまでか飛ぶ(渡部光一郎)

034:背中 ちっぽけな背中に七つ星を背負いテントウムシが飛び立つ宇宙( 林 ゆみ)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-30 20:57 | 題詠マラソン気になる短歌

5月19日のお歌

051:泣きぼくろ お腹くらいぺこぺこになる 泣きぼくろ流されるほど泣いたあとには(植松大雄/SERENO)

081:洗濯 くるまれど吾を抱きてはくれぬのか洗濯糊のきいたシーツは(高崎れい子)

043:馬 深く深く海より深く沈みたし十万馬力の心持たぬ吾(森屋めぐみ)

027:液体 液体になったり固体に戻ったり午後の古文書学の眠さに(屋良健一郎)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-30 20:56 | 題詠マラソン気になる短歌

5月18日のお歌

034:背中 恋してる誰かがそばにいるときは背中に目のある私なんです(折口 弘)

036:探偵 ダンディーな見かけのわりにはキスが下手あなた本当は探偵でせう(秋月祐一)

050:変 女狐は碓氷峠の夕暮れに変化自在の尾っぽをかくす(みあ)

050:変 身に起こる変化(へんげ)のきざしに気づいてかオタマはしきりと空を見ている( ぴいちゃん)

058:剣 金色の剣を抜いて襲いくる陽には負けぬと今日も厚塗り(もりたともこ)
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-30 20:55 | 題詠マラソン気になる短歌

054:靴下

音程が外れてるのは風のせい青い楽譜に靴下揺れて
[PR]

by mizuki_nim | 2005-05-29 19:40 | 題詠2005