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スイッチ

鬼の面観音の面切り替えるスイッチがあるわれのどこかに

『短歌』公募短歌館 杜澤一郎氏選 佳作 2008年7月号
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by mizuki_nim | 2008-06-29 23:14 | 投稿短歌

『塔』6月号掲載歌

正面の若き男の口ひげが気になっている夜の医院に

マフラーにあごを埋めて歩みしが根津権現に呼ばれて入りぬ

二年目になりて上手に「申し訳ございません」とつるつる言える

「申し訳ございません」と恋人にも言ってしまいて頭撫でらる

生きるとは恥じることだと思いたり夜の厨に豆を炒りつつ

春連れて歩くがごとしひかがみのあたりで揺れるシフォンスカート



(小林幸子氏選)
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by mizuki_nim | 2008-06-21 22:19 |

014:泉(瑞紀)

寄る辺なる泉のことをジンニーヤが語り終えればサハラの夜明け
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by mizuki_nim | 2008-06-11 22:14 | 題詠blog2008

013:優(瑞紀)

祈りあう(何を?)(何かを)祈りあうたとえば朝が優しいように
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by mizuki_nim | 2008-06-11 22:12 | 題詠blog2008

012:ダイヤ(瑞紀)

人ひとり死にしことなど正常なダイヤとなりて忘れられたり
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by mizuki_nim | 2008-06-11 22:11 | 題詠blog2008

011:除(瑞紀)

除籍簿を打ち出し終えし夜に本もわれも不要の烙印持ちぬ
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by mizuki_nim | 2008-06-08 21:37 | 題詠blog2008

010:蝶(瑞紀)

戻り来し手紙破れば眼裏を紋白蝶が渡りゆくなり
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by mizuki_nim | 2008-06-05 21:38 | 題詠blog2008

009:会話(瑞紀)

ゆくりなく生演奏の始まりて<響>のグラスに会話を閉じぬ
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by mizuki_nim | 2008-06-05 21:36 | 題詠blog2008

008:守(瑞紀)

鎧うほど不確かになる守ろうと思いすぎると消えてしまうよ
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by mizuki_nim | 2008-06-04 20:23 | 題詠blog2008

007:壁(瑞紀)

いつよりか小さき蜘蛛が壁におり糸を張るでも逃ぐるでもなく
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by mizuki_nim | 2008-06-03 21:28 | 題詠blog2008