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枯野いづこ

売店の前のベンチにジャムパンを食べ午後からの診察を待つ

うつむきてをんなが並ぶ長椅子に座るちひさき番号握り

「来なくていい」と告げられたきに担当医は半年先の日付を選ぶ

ポケットに枯野を折りたたむ歌のありあなたには草原がある

けふ歩く渡り廊下に六花より水粒(みつぼ)となれる音絶え間なし

ながくながく上向かぬままきたるかな灯りを換へて頚の痛みぬ

ささくれ立つ唇に触るわれが火を打つべき枯野いづこにかある


(塔4月号掲載 栗木京子氏選)

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by mizuki_nim | 2013-05-19 20:29 |

西へゆく 4

出雲からは、幸運にも切符が取れたサンライズ出雲で帰京します。
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サンライズ出雲には食堂車、車内販売がないので、乗車前に食料確保をしなければなりません。
駅の販売所で駅弁を取り置きしてもらいます。(乗車直前だと売り切れている可能性がある)
翌朝の朝食(パン)も買います。
サンライズ出雲にはシャワールームがありますが、お風呂はゆっくり入りたい派なので、乗車前にお風呂に入ることにします。
出雲市駅に隣接してらんぷの湯という施設があります。(大きな荷物はフロントで預かってくれました)
入った時には、客が一段落した感じだったのですが、だんだん混み始めました。
出たときには、脱衣所はごったがえしておりました。
畳敷きの休憩場所があって冷たいお茶が飲めます。出発までのんびりさせてもらいました。

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お弁当と無花果サイダー。
シングル(B寝台)の二階の部屋だったので、寝転んで夜空を見上げられます。
車窓から星が、たくさんの星が見えました。(私の住んでいるところからはあまり星が見えないのです)
真上に北斗七星。列車が角度を変えるからでしょう、星が少し回るように見えます。
天然のミニプラネタリウムに感動して、隣の部屋の妹に電話(PHS)しようと思ったら、圏外でした……。

木々の梢を星が瞬いて滑ってゆきます。世界は美しいのだなぁ。

翌朝、目を覚ましたら、ちょうど熱海を通過するところでした。
少し前の浜名湖での夜明けがすばらしかった(妹談)のを見逃してしまいました。残念。

7時過ぎ、定刻通り東京駅着。
旅も連休も今日でおしまいです。
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by mizuki_nim | 2013-05-18 21:46 | 徒然につづる

西へゆく 3

8:02分の電車で出雲市へ。出雲市駅で大きな荷物を預けて、出雲大社に向かいます。バスもあるのですが、一畑電車にします。

出雲大社駅は西洋建築でステンドグラスが素敵な駅舎です。
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駅舎を出てびっくりしたのは、大社方面への大渋滞。
私たちはいったん大社方面とは逆に歩き出します。
ちゃんと一の鳥居から行きたかったのです。

とにかく人人人……でした。参拝するのに、並ぶ。並ぶ。並ぶ。
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日御碕行きのバス、渋滞にはまって、いつ来るのかわからない模様。
駅にもどって、タクシーです。
抜け道(神迎の道と言って、神在月に八百万の神様が出雲大社にお越しになるときに通られる道だそうです)を通って、海岸線に出ました。途中、絶景スポットで車を止めてくれたり、日御碕神社が見えるスポットを教えてくれたり、簡単なガイドもしてくれました。

到着がちょうどお昼時だったので、運転手さんおすすめのところで、日御碕名物海鮮丼をいただきます。
ひらまさ、鯛、鰹、烏賊。
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ほかに、うに(生の馬糞雲丹)丼やさざえ入りの丼などもありました。

岬は断崖で柵はなし!でした。

灯台にはお子様方がいっぱいで、混み混みだったので、上にはのぼりませんでしたが
のぼる(けっこう大変らしい)と、地球が丸いことを実感できるそうです。

日御碕神社。
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下の宮に天照大御神、上の宮に素戔嗚尊を祀っています。
社殿は徳川幕府直轄で建立されたので、日光東照宮によく似ているのだと、タクシーの運転手さんに教えてもらいました。言われれば、そうかー。(って、東照宮に行ったのは小学生の時だから記憶が・・・・・・)

さて、帰り。神社傍の駐車場にバス停があります。
「今日はバス、あてにならないと思って」とタクシーの運転手さん。「(バス停に)バスがいたら超ラッキーくらいにね。迎えが必要なら電話して。来るのに三十分かかるけど」
ところが、電話しようにも私(&妹)が持っているのはPHS。ええと、圏外でした。(まれにアンテナが立つがほぼ圏外)
目の前のお土産物屋兼休憩所で、何か頼んで、電話も貸してもらって、お迎えを三十分待つか……と思案していると、バスキター!!(神様、ありがとう!!!)

岬からすいすい走ってきたバスは、海岸から大社に向かう道に入ったとたん、動かなくなります。
バスの運転手さんが「ここから大社まで相当時間がかかります」と言うので、降車します。ちょうど稲佐の浜という国譲りの神話の舞台が目の前です。神在月には神様がこの浜に上陸されます。きれいな浜と海を眺めた後、神迎の道を今度は歩いて大社に向かいます。往きにタクシーの運転手さんに教えてもらわなかったら、知らなかった道です。ほかの道路とは道の色が違っていて、迷いません。神迎えの道沿いのお家には花が飾ってあります。観光客や車ともほとんど会わない静かな道でした。
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by mizuki_nim | 2013-05-09 20:48 | 徒然につづる

西へゆく 2

7:05発のやくも1号で松江に向かいます。
列車の中で、昨日のうちに仕入れた朝食をもぐもぐ食べます。
松江まで約2時間半。
鳥取に入ると、あちこちで田植えをしている様子が見られました。
松江に着くとちょうど雨が降り出したところでした。
バスに乗って、松江城方面に向かいます。
まず堀川めぐりです。
小舟で松江城周辺のお堀をまわります。船頭さんが松江城歴代藩主のこと、石垣のこと、お堀端に咲く花のこと、などなどを話してくれます。私たちが乗った舟の船頭さんは、歌もうまい人で、安来節や相撲甚句も披露してくれました。

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堀川めぐりを終えると雨は止んでいました。
松江城では、武将がお出迎え。(最近流行ってますね)

松江と言えば小泉八雲。八雲旧居&記念館にも行きます。
と、その前に出雲そばをいただきました。

本日の宿泊は、玉造温泉です。
16時前に宿について、温泉を堪能。
温泉街を散歩……と思っていたのでしたが、温泉に入ったら、もう動きたくなくなってしまい、部屋でのんびりしてしまいました。

湯上りにアイス♪
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by mizuki_nim | 2013-05-07 19:59 | 徒然につづる

西へゆく 1

恒例のGW旅行、今年の行き先は岡山、松江、出雲の豪華三本立て。
とにかく大遷宮の出雲大社にゆきたかったのです。(六十年に一度なので今年を逃すと次はない)
準備が遅くて、空路が確保できず、陸路でゆくことになりました。
電車で一気に出雲に行くのはたいへんなので、いったん岡山に降りることに。
ランチののち、黒板がかっこいい烏城、林原美術館を回り、フルーツパフェをいただきました♪

烏城に行く途中で見つけたレトロな建物。1Fにはちっちゃいギャラリーとカフェがありました。
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烏城の瓦に桃が!(さすが岡山)
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夕食にいただいたままかりの酢漬け。(残った一匹を慌てて撮影)
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のどぐろの一夜干しも美味しかったです。
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by mizuki_nim | 2013-05-06 21:30 | 徒然につづる