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ひだまりの詩

まなうらに春の光をこの胸に陽のあたたかさ覚えつついる
日輪の柔き欠片がしゃらしゃらと寝返り打ったわたくしの背に
「もし」なんて言い始めたらきりがなく今では何も届けられない
笑顔だけ憶えておいてくれますか最後のフォトに残ったような
青空に両の腕(かいな)を差し伸べて思う あなたはひだまりだった


*『ひだまりの詩』

by mizuki_nim | 2005-10-23 21:41 | 徒然に詠める