<   2005年 04月 ( 55 )   > この月の画像一覧

3月28日のお歌

023:陸 従順は苦手だ <陸>といるときはうさぎのふりをしないでも済む(五十嵐きよみ)
     学校では成績上位で先生の受けも良くて友達も多い。でも、本当は・・・。
     気を許せるのは<陸>といるときだけ。そんな女の子を想像してしまいました。


054:靴下 結局は靴下ばかり見てました。想いばかりが積もってました。(岩波ラスミチ)
     何にも言えなくてずっと俯いていたんですね。切ないなぁ。

066:消 汝が言葉消化できずに荒川の流れをただに見つめておりぬ(林義子)
      こういうこと、あります。荒川の見える家の中でなのか、川岸で言われたのかは
      わかりませんが、呆然と川を見つめる以外に何もできない。


078:携帯 発信をゆるさぬベルに縛られて携帯されぬアスタ・マニャーナ(鈴木貴彰)
      自分から連絡することも、明日会える確約もない。それでも、電話を見つめ待って
      いるのでしょう。アスタ・マニャーナという響きが明るいだけに切なさが増します。


095:翼 今僕に翼はないが地を伝う魔物になっておまえと走る(黒田康之)
      飛べないのなら走ればいい。異形のものになっても傍らにいてくれる心強さ。
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by mizuki_nim | 2005-04-11 22:00 | 題詠マラソン気になる短歌

090:木琴

真夜中に退屈なので木琴を叩いてみたら「」って叫んだ
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by mizuki_nim | 2005-04-11 21:23 | 勝手に題詠2004

3月27日のお歌

003:つぼみ つぼみとは甘き言い訳いつか咲く花ゆえ待ってくれと言われて(津和 歌子)
         匂い立つような歌だと思います。素敵だなぁ。

031:盗 真夜中に焼き菓子ひとつ盗みおるポチの罪を被る父の愛(落合朱美)
         「誰、食べたのは?」「お父さんなの?」「・・・」なんてやりとりが浮かんでしま
         いました。


031:盗 夜を行く列車の窓に盗み見るわが頭いまだ人間のかたち(飛鳥川いるか)
         この世にはきっと人間の形をした人間じゃない生命体が紛れているに違いな
         いのです。


048:袖 福寿草のきいろが冬をとき放つ朝かろやかに半袖を出す(丹羽まゆみ)
         鮮やかで開放感を感じます。鼻歌の一つや二つ出そうな衣替えですね。
         こんな風に軽やかにできればいいなぁ。


091:暖 窓際の 春の日差しの 暖かさ ついうたた寝して チョーク当てられ(クロネコ)
         チョークを当てられたことはありませんが、うたた寝経験者(いや常習者)で
         した。どうしてうたた寝は気持ちいいのでしょう。

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by mizuki_nim | 2005-04-11 21:22 | 題詠マラソン気になる短歌

「嘘」(4)

闇夜なら涙も嘘も隠せると思ってたのに君が照らした (仁村瑞紀)
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by mizuki_nim | 2005-04-11 21:10 | 投稿短歌

「うそ」(3)

祭る場をうしなったのでかわうそはレッドリストに引っ越しました (仁村瑞紀)


「嘘」ではないので、これを投稿してもいいものか・・・と思いつつ「枡野浩一のかんたん短歌blog」に投稿。
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by mizuki_nim | 2005-04-11 21:09 | 投稿短歌

沈黙

悲鳴なら聞こえていたのでも何もできない気がして耳をふさいだ

言の葉を茂らせて立つ樹を見上げわたしは探す探しているの

無力なのは言葉ではなくわたしだと知っているから黙ってしまう

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by mizuki_nim | 2005-04-10 22:09 | 徒然に詠める

3月26日のお歌

003:つぼみ 梅園に傘・傘・蕾・傘・つぼみ、別れるための儀式のやうだ(西王燦)
         傘の花と梅の蕾がリズミカルですね。

007:発見 新しいちょうちょを発見するつもり なんでもできると思ってる春(駿河さく)
        眩しいくらいに若々しく希望に溢れています。

020:楽 ! エクスクラメイションマーク幾十も集まりタンポポ光楽章(飛永京)
        黄色いタンポポと白い綿毛の「!」が光の中で音楽をつくっていくのでしょう。

028:母 風葬をのぞむわが身にははそはの母音のごとくやはらかき雨(飛鳥川いるか)
       風葬の前と後、どちらの身にも雨はやさしく包むように降りかかるのでしょう。

082:罠 笑顔など罠にすぎない若者よ少女の顔を見ていけない(黒田康之)
      (永遠の)少女もまた若者の笑顔を見てはいけない。ヨン様とか・・・。
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by mizuki_nim | 2005-04-10 21:47 | 題詠マラソン気になる短歌

036:探偵

わたくしは言葉を捜しているのです。いい探偵をご存知ですか?
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by mizuki_nim | 2005-04-10 21:36 | 題詠2005

035:禁

禁札に似た張り紙は色褪せて閲覧席にパン食う子ある
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by mizuki_nim | 2005-04-09 21:10 | 題詠2005

089:歩

五十年連れ添う夫(つま)の手をとりて歩める女(ひと)の幸ぞ羨しき
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by mizuki_nim | 2005-04-08 22:14 | 勝手に題詠2004