昨日は、さまよえる歌人の会に行ってきました。
歌人の石川美南さんが中心になって、開かれている歌集勉強会です。
今回は服部真里子さんの第一歌集『行け広野へと』を取り上げました。
学生医短歌会の方お二人がレポーターとして、レジュメをまとめて、
発表されます。
この発表がとても素晴らしくて、自分がもやもや思っていたことを
見事に言語化してくださいました。
そうそう!それ!と発表中何度もうなずいてしまいました。
歌集単位、連作単位で読んでいくところが、歌会とは違います。
構成や文体にも話が及ぶところも興味深いです。
学生短歌会等20代の若い方の意見を聞くことができるのも魅力です。
結社に入っていない方も参加されますので、幅広い意見が聞けます。
最後に自分の好きな一首を発表するのも、(たいへんだけど)楽しいです。
わたしは、今日の好きな歌として
何らかの口止め料のようにして眠るキャベツを受け取っている 服部真里子 『行け広野へと』
を選びました。
さまよえる歌人の会が気になった方はこちらをどうぞ。
# by mizuki_nim | 2015-01-25 16:16 | 徒然につづる