はなみづき葉桜さやと鳴りゐるをそよぐといふは「戦ぐ」と書きぬ
バスに旗ついてるよつて子が言ふに日の丸ふたつ動きだすなり
風を受け旗が波打つ祝日を父は「旗日」と言つてゐたつけ
そのまなこにひかり映して少年がカラシニコフといふ銃を持つ
知らなくともよいことが違ふ四十五歳(しじふご)のわたしは銃の重さを知らず
すんすんと職人の指より生るる和紙のこよりのすこやかなこと
(8月号 黒住嘉輝氏選)
# by mizuki_nim | 2015-01-13 19:54 | 塔
はなみづき葉桜さやと鳴りゐるをそよぐといふは「戦ぐ」と書きぬ
# by mizuki_nim | 2015-01-13 19:54 | 塔
昨日は澤村斉美さんの第二歌集『Galley』の批評会でした。
# by mizuki_nim | 2015-01-12 15:37 | 徒然につづる
年が明けたら、苺が安くなってきました。
# by mizuki_nim | 2015-01-10 15:48
それぞれに視点が違ふ公園にひとと見上ぐる花のよきかな
# by mizuki_nim | 2015-01-09 21:30 | 塔
今朝もまた電子レンジをいくたびも使ふ電気が東京にきて
# by mizuki_nim | 2015-01-08 21:29 | 塔
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